黄帝君臣の対話形式で、章ごとに治国・軍事・刑徳の術を展開します
『十六経』を貫く核心命題です。これらの概念の理解が全書を読む鍵となります。
刑罰と徳化を併用し、陰陽の偏ってはならないようにします。「春夏為徳、秋冬為刑」——治理は天時に順じ、先に徳を行い後に刑を以て養生すべきです。
事物の本性に順応して行動し、無理に改造しません。因循とは消極的な無為ではなく、「因其自然而不敢為」——最小の干渉で最大の効果を達成するのです。
雌節は柔・守り・後発であり、雄節は剛・攻め・先動です。善く用いる者は時を知り動き、剛柔相済し、一端に偏執してはなりません。
"春夏為徳、秋冬為刑。
先徳後刑以養生。"
これは黄老の「刑徳並用」の经典的表述であり、四季の移ろいを以て刑罰と徳化の交互使用を論証しています。春は万物が生長し、夏は繁茂し、徳化——滋養・教化・扶植を象徴します。秋は肅殺、冬は収蔵であり、刑罰——懲戒・約束・整飭を象徴します。「先徳後刑」とは、治理は教化を先とし刑罰を後とすべきであり、四季の中で春が秋に先立つように、そうして初めて「養生」——民衆が休養生息できるという強調です。