道者,神明之原也。神明者,处于度之内而见于度之外者也。处于度之内者,不言而信。见于度之外者,言而不可易也。
处于度之内者,静而不可移也。见于度之外者,动而不可化也。动而不化,故曰神。静而不可移,故曰明。
循名究理,是非之分也。名正则治,名倚则乱。故执道者,观于天下也,必审其名。
神明の根源
法度の内に処すること
法度の外に現れること
言葉を発せずとも信用があること
一度語れば変えることができないこと
静かで動かしがたいこと
動きつつも変化しないこと
名に循いて理を究めること
名が正しければ治まること
名が偏れば乱れること
必ず名を審らかにすること
道とは、神明の根源です。神明とは、法度の内に処しながら法度の外に現れるものです。法度の内に処する者は、言葉を発せずとも信用があります。法度の外に現れる者は、一度語れば変えることができません。
法度の内に処する者は、静かで動かしがたいものです。法度の外に現れる者は、動きつつも変化しないものです。動きつつも変化しない、だから「神」と呼ばれます。静かで動かしがたい、だから「明」と呼ばれます。
名に循いて理を究める、これが是非の分かちです。名が正しければ治まり、名が偏れば乱れます。ですから道を掌握する者が天下を観察する際には、必ず名を審らかにするのです。