观国者观主,观家者观父。能为国则能为主,能为家则能为父。
凡观国,有六逆:其子父,其臣主,虽强大不王。其谋臣在外位者,其国不安。其主不悟,则社稷残。其主暴虐,则上下乖谬。内有乱臣,外有大患。主失位则国无本,臣失处则令不行。此之谓六逆。
凡观国,有六顺:主惠臣忠者,其国安。主惠臣忠,父慈子孝,此谓六顺。
国家を観察するには君主を見、家庭を観察するには父を見るのでございます。国家を治めることができれば君主となることができ、家庭を治めることができれば父となることができます。
国家を観察するにあたり、六種の悖逆な情況がございます。子が父の役割を代行し、臣が君主の役割を代行する場合、たとえ国家が强大であっても天下の王にはなれません。謀臣が外にある場合、国家は安定いたしません。君主が覚悟しない場合、社稷は残破となります。君主が暴虐であれば、上下の関係は錯乱いたします。国内に乱臣がおり、国外に大患がある場合でございます。君主が地位を失えば国家は根本を失い、臣が職を失えば政令は行われなくなります。これを六逆と申します。
国家を観察するにあたり、六種の順遂な情況がございます。君主が恩恵を施し臣が忠誠を尽くす場合、国家は安定いたします。君主が恩恵を施し臣が忠誠を尽くし、父が慈愛をもって接し子が孝行を尽くす、これを六順と申します。
六種の悖逆な情況でございます。子が父を代行し、臣が君主を代行し、謀臣が外にあり、君主が覚悟せず、君主が暴虐であり、内乱外患がある——これらは国家衰亡の六種の兆候であり、「観国」の核心的な診断基準でございます。
六種の順遂な情況でございます。君主が恩恵を施し臣が忠誠を尽くし、父が慈愛をもって接し子が孝行を尽くす。君臣・父子の二組の関係がともに調和すれば、国家は安定いたします。これは黄老学派の理想的政治秩序に対する簡明な表現でございます。
君臣関係は国家治理の核心でございます。「其臣主」——臣が君権を僭越することは、最も深刻な悖逆でございます。黄老学派は名分秩序を強調し、君臣がそれぞれその位に安んじて初めて、令行禁止が実現できるのでございます。
国家を観察する方法論でございます。「観国者観主」——君主の言行から国家の興衰を判断することができます。これは以小見大・見微知著の政治診断術でございます。